mi-tenn2005-11-02

ジョージ君と白川郷へ。
1995年12月、ドイツ・ベルリンで開催されたユネスコの第19回世界遺産委員会で日本から推薦されていた「白川郷・五箇山の合掌造り集落」が、世界遺産として登録することが決まりました。

「合掌造り」とは、木材を梁(はり)の上に手の平を合わせたように山形に組み合わせて建築された、勾配の急な茅葺きの屋根を特徴とする住居です。

こうした建物はほかの地方にも見られますが、白川では「切妻合掌造り」といわれ、屋根の両端が本を開いて立てたように三角形になっているのが特徴で積雪が多く雪質が重いという白川の自然条件に適合した構造に造られています。

また、建物は南北に面して建てられおり、これは白川の風向きを考慮し、風の抵抗を最小限にするとともに、屋根に当たる日照量を調節して夏涼しく、冬は保温されるようになっています。

途中、日本の真ん中(方言やアクセント、丸餅と角餅、うどんのスープなどは関が原が分岐点とも言いますが)兵庫県西脇市、標準時子午線と北緯35度線の交点を通ったので、「日本の中心で、とりあえず愛を叫んでみる。」ジョージ君と、「とりあえず」ってとこが最高に面白いと大爆笑で走りすぎる。最近話題になった「世界の中心で、愛を叫ぶ」は庵野秀明監督、新世紀エヴァンゲリオンの「世界の中心でアイを叫んだもの」からなのか、ハーラン・エリスンの「世界の中心で愛を叫んだもの」からなのか?カルピス劇場世代なのか、ハウス劇場世代なのか?ぐらいの差で気に成るところであります。私はハウス劇場世代です。

白川郷に向かう間、山々は紅葉の始まりをみせ、あまりの美しさに車を止める事も。
思い出なのに息を呑むほど美しい記憶の宝。
旅に連れてってくれて、ジョージ君サンキュー☆