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男性ヌードデッサン最終日。
ゆっくり回転するヌードを見ながら、やっと楽しくなってきたのに残念。
と、思ったけれど電話一本で裸に成ってくれる男友達ばかりだ。
頼んでもいないのにシャワーシーンみせられたり。
濡れた男友達の裸を見て、あらあら〜綺麗ね〜（微笑）とか思っていたら、ジョージ君は隣でジンと檸檬でニコニコ。
何かが麻痺しまくっている。
衝撃０付近。
いつから麻痺した、私？
高校１年からヌード描いてたし、１２年前から？
なんか、頬赤らめて、ドキドキして汗かいてた頃にチョット戻りたい。
照れて、鉛筆の芯ばっかりみてた頃に。
ドキドキして楽しかった、みたいな事は正直体のコンディション次第、次の日だったら無かったと思う。みたいな大人にいつの間になってしまったのだろう。コンディションを凌駕するドキドキは命が関わっている時みたいな。
上村松園、松篁の血を引く日本画の巨匠、敦之先生は
「美しい。そう純粋に思えていたころに、戻りたい。。。と、思う時がある。美しい君の髪に紅葉した落ち葉が通り過ぎた瞬間、なぜ、私が美しいと感じたか？美しいと感じた次の瞬間に私はなぜ？の分析を始めてしまう。美しさの余韻を殺してまで。。。なぜ美しかったかわかるかね？あの時、君の髪を私が補色の紫紺に変えてしまったからだよ。。。」
先生素敵すぎ。。。顔の至近距離で悲しそうに、憂いを含んだ綺麗な真っ直ぐな目でそんな事を言うなんてズルイ！！（愛）
先生でさえもそんな事を思われるのかとクラクラ（いろんな意味で）
リセットボタンはどこにあるの？
絵描きの先生はビックリするぐらいの甘い言葉を平気で言うので、普段ロマンチックな事を言われても、強靭な免疫ができてしまってビクともしなく成ってしまったじゃないか！！
大抵、黙って、御しとやかにしていれば永遠のロマンスは約束されるのです。
しかし、こっちがベラベラ喋りだしたら完結。あの、ロマンスはいずこへ？いきなりダチ感覚って？
女が喋りだしてナーナーに成っても、ロマンスが終わらない稀有な天才も中にはいます。
ぬるい温度で勝負できる人が結局強い。高級料理もそうでしょ？（笑）
そんな、宝のような人は本当に少ない。
ああ、最初の相手をあまり知らない状態、ミステリアスな状態でしか熱くなれないなんて、ダッセー。
ダッセーのは私か。
もう戻れないなんだから、今がまさに勝負かける時期ってわけねーん。
ぬるいのに。
若いイイ男をとっかえひっかえして同性に羨望と呆れ眼ＧＥＴ自己顕示欲を見せ付けるのが快感なのだが異性から見るとただの安っぽい単細胞女と、長年連れ添った夫とスーパーに手をつないで食材を買いに行き老若男女からマジなリスペクトを受けるプライスレス女の違い。
倦怠期をどれだけスタイリッシュにできるか？
鉛筆の芯みてばっか見てらんないか。