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鼻たっけー、いい匂い。
逆光で踊り、芳香で辺りを包むボーイの腰つきはとてもセクシーで、シルエットを見ているだけでとても幸せでした。
しばらくお酒を飲みながら真後ろでニコニコ眺めていると、外人さんの男がやってきて、男の子に耳打ち。
男の子同士のキスを目の前で見ました。
唇を離すと、来たばかりの男はクラブの出口に向かい早々歩いていきました。
残されたウエストの細い踊り子ちゃんは数秒体をスイングさせ音に身を任せてみたものの、
すぐに体をフリーズさせ、俯いたかと思った瞬間、私の方を振り返り、彼を探す。
逆光の中ボーイの顔はとても切なそうで、私は凄く満足した気分になりニコニコ。
彼の後を追い、私の肩を横切って残していった残り香が空調で流れていく。
チビチビ呑んでいた不味いお酒を捨てて月を観に外にでようと思った。